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Kindle UnlimitedとPrime Readingの違いを図解で解説
Amazonの電子書籍読み放題サービスには「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」と「Prime Reading(プライムリーディング)」の2種類があります。どちらも、「電子書籍の読み放題サービス」なのですが、いったい何が違うのでしょうか?
まず、一番大きな違いは「Prime Reading(プライムリーディング)」は、「Amazonプライム会員」の特典の1つであるという事です。「Amazon Prime」会員の特典の1つとして、本読み放題サービスの「Prime Reading」が付いてくる感じです。ですので、「Amazonプライム会員」になると、プライム会員は全員、「Prime Reading」が使えます。
次に「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は「Prime Reading」の「上位版」という位置づけのサービスになります。こちらは、別途月額料金を支払い、契約します。(※Amazonプライム会員の入会だけだと、「Kindle Unlimited」は使えません)
「Kindle Unlimited」単体でも契約できますので、「Amazonプライム会員」ではなくても、毎月の月額料金を支払えば「キンドルアンリミテッド」だけを、利用することは可能です。
「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」のサービス面の違いを見てみると、最も違うのは、「読み放題で読める書籍の数」です。「Prime Reading」では「1,000冊以上」の電子書籍が読めるのですが、「Kindle Unlimited」になると「130万冊以上」の電子書籍が読めるようになります。(※Prime Readingと比較して、約1,300倍の本が読めるようになります)
「Prime Reading」の「1000冊」の本が読める特典も、プライム会員の特典として見ると十分すぎる特典だとは思うのですが、普段からよく本を読んでいて、読書が好きな人には、「Prime Reading」では、物足りない瞬間が、必ずやってきます。(※僕がそうでした)
そのような時に、初めて「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」を契約するか、検討していくことになります。
今回は、「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」を比較してもらいやすいように、2つのサービスの違いを、なるべく分かりやすいように、図解してみました。
【「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の比較】
普段から、あまり本を読まない人なら、「プライム会員」の特典である「Prime Reading(プライムリーディング)」で充分だと思います。ただし、本好きな人には、「Prime Reading」は、かなり物足りないという感じがしてきます。
そこで、追加で「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」を契約しようか、検討するのですが、問題は、別途、支払う「月額料金」ですよね。
毎月、「書店で本を1冊以上」購入している人や、近所の図書館に何度も足を運び、本を借りまくっている人には、「Kindle Unlimited」を契約しても、十分すぎるほど元が取れて、しっかりと利用できるのではないかと思います。
ただし、普段の仕事が忙しすぎて、「まったくプライベートの時間がない人」は、いくら本好きでも注意が必要です。そういう人たちは、そもそも、本を読む時間が取れないので、「Kindle Unlmited」を契約したとしても、実は、それほど利用できていなかったという事態になりかねません。(フリーランスになる前、サラリーマンとして働いていた時の僕が、まさにそのような状況でした)
平日の1日の中で、どこかの時間を使って、本が読めるような人には、月額980円を支払って「Kindle Unlimited」を契約しても、元が取れるのではないかと思いますし、「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」には「30日間の無料体験」も付いてきますので、まずは、無料体験に登録して、実際にサービスを試してみてから、「継続して利用していっても元が取れるだけ、使えそうだな」と思ったら、解約せずに、自動更新を行えば良いかと思います。
【「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の価格とサービス比較】
「Kindle Unlimited」を契約すると、「Prime Reading」では読めなかった本が、かなり読めるようになります。(雑誌・漫画・小説・ビジネス書・自己啓発本・専門書・受験の参考書・旅行のガイドブック・アダルト系の本など)
僕のようにブログで文章を書いたり、TwitterなどのSNSで発信したりする際、調べたいことや、疑問に思ったことを、即座に調べられたり、同類の本を大量に読める環境は、とても便利で有難いのです。
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」では、ある程度、それが出来るので、今でも継続して契約し、とても重宝しています。
例えば「iDeCo(イデコ)=個人型確定拠出年金」について調べたい時など、インターネットで検索すると、「イデコについての概要」の記事自体は、検索結果にも、多くヒットするのですが、「実際の体験談」のような「リアルな利用者目線の知識」は、なかなか出てこないのが現状です。
そのような時に「Kindle Unlimited」の検索窓に「iDeCo」や「イデコ」「個人型確定拠出年金」などと打ち込むと、実際に「イデコを利用したことがある人」が書いた電子書籍や、出版社が出版した「iDeCo」の本を、まとめて読むことができるのです。
「Kindle Unlimited」などの「本読み放題サービス」を契約していない人の場合は、そこから「図書館」へ行って、本を探して、借りてくるという行動を取るとは思うのですが、「Kindle Unlimited」を契約している人であれば、そのような邪魔くさい行動を取る必要はありません。
机の上で、読みたい本に関するキーワードを検索して、ヒットした関連本を読み進めれば良いだけなのです。
「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の特徴を比較
「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の特徴を比較していきます。こうやって比較してみると、2つのサービスの違いは、とてもシンプルです。
「Kindle Unlimited」の特徴
- 月額料金が、別途「980円」かかる
- 和書12万冊以上、洋書120万冊以上が読める
- 同時に見られる本は、10冊まで
- 30日間の無料体験が過ぎれば、自動更新で有料会員に移行する
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」の特徴には、上記のような項目が挙げられます。
僕は、正直、最初から「Kindle Unlimited」に登録する必要はないかなと思っています。「Amazon Prime」に入っていなくて、プライム会員ではない人は、そもそも「Prime Reading」が使えないので、最初から「Kindle Unlimited」に加入すれば良いと思うのですが、既に「プライム会員」の人は、様子を見た方が良いかもしれませんね。「Prime Reading」では物足りないと感じ始める頃が、サービスを検討するベストな時期だと思います。
「Prime Reading」の特徴
- 「Amazon Prime」の月額料金のみで利用できる
- 1000冊以上の電子書籍が読み放題になる
- 同時に見られる本は、10冊まで
「Prime Reading(プライムリーディング)」の特徴には、上記のような項目が挙げられます。「Prime Reading(プライムリーディング)」の対象本の中には、「Kindle Unlimited」でも読める対象本があり、読み放題の対象タイトルが、被っていることもありますので、しばらく「Prime Reading」を試してみてから、「キンドルアンリミテッド」に移行するのが、良いと思います。
「Kindle Unlimited」の料金は「高い」のか「安い」のか
「Kindle Unlimited」の利点は「知識を吸収したいジャンルの本を徹底的に読むことが出来る点」だとお伝えしました。同一ジャンルの本から、1つの知識を勉強したい時などは、「Kindle Unlimited」に加入した方が良い、というのが、僕の個人的な意見です。
では、はたして「Kindle Unlimited」の月額料金は「高い」のか「安い」のか、どちらなのでしょうか?僕は、正直、「安い」のではないかと思っています。
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」の場合、普段から、毎月どれだけ書籍代に注ぎ込んでいるかを計算すれば、キンドルアンリミテッドの月額料金と比較することが出来ます。そうすることで、キンドルアンリミテッドの「安さ」を実感しやすいのではないかと思います。
キンドルアンリミテッドの月額料金は「980円」です。
書店で売っているソフトカバーの書籍、1冊の価格が「1,500円前後」だと考えると、紙の本1冊分以下の値段で、キンドルアンリミテッドでは、電子書籍130万冊以上が読み放題になる計算です。
僕は、多い月で、5冊~6冊の本を、毎月購入していたのですが、キンドルアンリミテッドと契約してからは、Kindle Unlimitedの読み放題タイトルには含まれない、新刊本を、2~3ヵ月に一度、購入するくらいの頻度に減りました。(それ以外の知識欲は、全て、キンドルアンリミテッドで賄っています)
こう考えると、「Kindle Unlimited」って、すごく安いと感じますよね。(※ただし、普段からいっさい、本を買わない人にとっては、キンドルアンリミテッドに契約することで、出費がかさむことになるので、注意が必要です)
Kindle Unlimitedに読みたい本がない場合
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)に読みたい本がない人の場合は、どうでしょうか。
「Prime Reading(プライムリーディング)」と比較すると、多くの本が読める「Kindle Unlimited」なのですが、便利な「Kindle Unlimited」にも、唯一、僕が考えるデメリットが存在します。
Kindle Unlimitedに登録すると、130万冊以上の書籍が読み放題になるのですが、キンドルアンリミテッドには、「新刊本」が読めないという「デメリット」があるのです。
「Kindle Unlimited」で読める書籍の中には、少し前に発売した書籍などが多く、現在、街の書店でランキング上位に載っているような「新刊本」や「ベストセラー本」と言われる書籍は、「Kindle Unlimited」の読み放題作品には、含まれないことが、ほとんどです。
これらの本も、発売から時間が経てば、「読み放題の対象タイトル」に含まれる可能性はあるのですが、一概に、いつから「読み放題タイトル」に追加されるのか、どうかの基準などが、アマゾンから発表されているわけではないので、わかりません。
本当に欲しい「新刊本」や「ベストセラー本」がある場合には、「Kindleストア」でお金を出して、購入するのが手っ取り早くて、ストレスがありません。
Kindle Unlimitedには「30日間の無料体験」が付いてくる
Kindle Unlimitedが、初めての方は、「30日間の無料体験」を上手に活用しましょう。
「30日間の無料体験」への登録自体は、とても簡単ですし、無料体験を試してみて、自分に合わないと思ったなら、無料期間の内に解約することも出来ます。もちろん、無料期間で解約してしまえば、「月額料金」は取られないで済みます。
ただし、無料期間内で解約しなかった場合は、登録から30日間が過ぎた時点で、有料会員へと「自動移行」されてしまいます。その場合は、月額料金が発生してしまいますので、解約したいと考えていた場合は、無料期間で楽しめる、「残り日数」を、常に気にするようにしてください。
>>>> Kindle Unlimited 使い方|キンドルアンリミテッドの使い方&解約方法
Kindle Unlimitedの解約方法を解説
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)の無料体験を試してみて、自分に合わないと思った場合は、解約する必要が出来てきます。この項目では、Kindle Unlimitedを解約したい場合の解約方法を、解説していきます。
Kindle Unlimitedの解約方法のステップ
- 「Kindle Unlimited 会員登録を管理」にアクセスしてください
- 「メンバーシップを管理」の下に表示される「Kindle Unlimitedのキャンセル」をクリックします
- 「メンバーシップを終了する」をクリックすると解約が完了します
【ブラウザから「Kindle Unlimited」を解約する流れ】
【Amazonショッピングアプリから「Kindle Unlimited」を解約する流れ】
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」の解約に関する記事は、過去記事でも書いていますので、よければ確認してみてください。
>>>> Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)解約方法と解約後
プライムデー2019|Amazon 1年に1度のビッグセール開幕まとめ
今回は、「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の違いを、「図」などを交えて解説してきました。
自分でやってて思ったのですが、何でも物事は「図などで整理して理解する」と、すんなり自分の頭に入ってくることが分かりました。(※今回の記事を書いていて、自分自身が、非常に勉強になりましたし、楽しかったです)
これからも時間があれば、難しいことも「図」を書いたりして、なるべくわかりやすくなるように解説できればと、改めて思いました。
あと、最後にサービスのことを少し話すと、何度も言うようですが、正直、「Amazon Prime(アマゾンプライム)」や「Prime Student(プライムスチューデント)」に入ったばかりの人は、すぐには「Kindle Unlimited」に入る必要性は、薄いのではないかと思います。
「プライム会員」になったばかりの人は、「Amazon Prime」に慣れるためにも、「Prime Reading」で読める本を読んでいくのが、最初は良いのではないでしょうか。
僕も、そうでしたが、「Prime Reading」などの「プライム会員」の「特典」を一通り触ってみて、「Amazon Prime」に慣れてきてから、少し物足りなく感じ始めた頃が、「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」や「Music Unlimited(ミュージックアンリミテッド)」などの「上位版」のサービスを検討してみる時期だと思いますよ。
逆に、もう既に「Amazonプライム」を使い始めて、数カ月が経っている人などは、「Kindle Unlimited」も、利用してみて欲しいと思います。30日間の無料体験も付いてきますので、登録するだけで、「Kindle Unlimited」の全てのサービスが、月額会員の人たちと同じように、体験することが出来ます。
まだ、試したことのない人は、是非、試してみてくださいね。
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