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Amazonの「Fireタブレット」とは?
「Fireタブレット(ファイヤータブレット)」とは「Amazon(アマゾン)」が発売している「タブレット端末」のことを言います。
「Apple(アップル)」が発売している、有名な「タブレット端末」である「i Pad(アイパッド)」の「Amazon版」の機種だと言うと伝わりやすいかもしれませんね。
Fireタブレットの「特徴と利用者」
「Fireタブレット」の「特徴」と、このような人におすすめだよ、という属性を書き出してみました。
「Fireタブレット」をおすすめしたい人
- 「Amazon Prime」や「Prime Student」に入っている人
- 「タブレット端末」を購入したことがない人
- 「読書」や「動画」など、軽い作業で使いたい人
- とにかく安く購入したい人
- ソーシャルゲームの「重課金ユーザー」
Fireタブレットは「タブレット入門機種」
「Fireタブレット」に搭載されている「OS」は「Androidベース」の「Fire OS」という「Amazon独自のOS」が搭載されています。
ただし、「Fire OS」は「Android(アンドロイド)」を、アマゾンが独自にカスタマイズしている「OS」のため、使えるアプリが「Android」より「少ない」ので、その点は、少し物足りなさと、違和感を覚えるかもしれません。
「アプリの少なさ」問題を解決するために、裏ワザ的に「Androidアプリをインストールする方法」もありますが、メーカーのサポート外となるために、何か不具合や問題が発生した場合は、自己責任となってしまいます。
また「Fireタブレット」は、主に、Amazonコンテンツ(Amazon Prime、Prime Student、Music Unlimited、Kindle Unlimited、Audible、Prime Video、Prime Music など)が体験できるように作られているのが特徴です。
「Amazonコンテンツ」へのアクセス(誘導)が、主な目的の機種であるため、他のタブレット端末には、当たり前に付いている「Play store」が付いていなかったりします。(Amazon独自のAppstoreは付いています)
ただし、その分、「端末の価格」に関しては、同じサイズの他社メーカーが発売する「タブレット端末」と比較しても、「半額」ぐらいの安い価格帯で販売されており、「タブレット」を初めて購入する「タブレット初心者」の、入門機種としては、最適だと言われています。
あと、インストールできる「ゲームアプリ」は、割引がある「Amazonコイン(アマゾンコイン)」を使うことで、「アプリ内課金」がお得になるため、ソーシャルゲームの重課金ユーザーには、お財布に優しい点が、喜ばれています。(プレイできないゲームもあり、その点、多少のデメリットも存在します)
2018年に発売された「Fire HD 8 キッズモデル」は、子供向けビデオ・子供向け知育コンテンツ&本などが好きなだけ楽しめる「Amazon FreeTime Unlimited」が1年間使い放題になります。(無料期間終了後は月額980円、プライム会員は月額480円になります)
通常、絵本を購入すると1冊1,000円以上しますが、「キッズモデル」では、その絵本が1年間は無料で見放題になりますし、なにより小さい子供が、自分専用のタブレットを持てたことに、大変喜んでくれますよ。
Fireタブレットの「Silkブラウザ」
世間一般に、ブラウザとして有名なのは「Google(グーグル)」が開発した「Google Chrome(グーグルクローム)」や「Apple(アップル)」が開発した「Safari(サファリ)」などですが、「Amazon(アマゾン)」の「Fireタブレット(ファイヤータブレット)」には、「Silk(シルク)」という独自ブラウザが搭載されています。
この「Silkブラウザ」の特徴は、「クラウドサーバーを経由して、ウェブサイトを表示することで、ウェブの表示時間の短縮や高速で動作すること」を可能にしている点などが、挙げられます。
有名なブラウザではないため、不安に思うかもしれませんが、「Silkブラウザ」⇒「Google」に繋いだり、「Silkブラウザ」⇒「Yahoo」に繋いだりできるので、「Amazonの独自ブラウザ」だからと言って、使用中に、特に不便を感じるところは、ほとんどありません。
逆にサクサク動くので、「Amazon」やるな!という感じです。
Fireタブレットの「種類とモデル」
「Fireタブレット」は2019年5月現在で「4種類(4モデル)」が発売されています。
画面サイズが「7インチ」の「Fire HD 7」、画面サイズが「8インチ」の「Fire HD 8」、画面サイズが「10インチ」の「Fire HD 10」の3種類に、画面サイズが「8インチ」の「Fire HD 8 キッズモデル」の1種類の合計4種類です。画面サイズに応じて「価格」と「性能」が上がっていきます。
それぞれ「最上位モデル」の「Fire HD 10」、「中位モデル」の「Fire HD 8」、「廉価版」の「Fire HD 7」、「子供用」の「Fire HD 8 キッズモデル」という感じです。
「Fireタブレット」全モデル(種類)と画面サイズ
- 「Fire HD 8 キッズモデル」⇒「画面サイズ」が「8インチ」
- 「Fire HD 7」⇒「画面サイズ」が「7インチ」
- 「Fire HD 8」⇒「画面サイズ」が「8インチ」
- 「Fire HD 10」⇒「画面サイズ」が「10インチ」
※「Fireタブレット」のモデルを特定する時に使われる「第〇世代」という表現は、機種名は関係なく、初期モデルから、発売年ごとに、同じ世代で呼ばれています。2017年発売モデルは、すべて「第7世代」、2018年発売モデルは、すべて「第8世代」という感じです。
モデル(種類) | Fire HD 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
Fire HD 8 キッズ |
|
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 10インチ | 8インチ | |
価格 & 容量 |
16GB | 5,980円 | 8,980円 | – | – |
32GB | 7,980円 | 10,980円 | 15,980円 | 14,980円 | |
64GB | – | – | 19,980円 | – | |
解像度 | 171 ppi | 189 ppi | 224 ppi | 189 ppi | |
カラー | ブラック | ブラック | ブラック | ブルーorピンク | |
プロセッサ |
クアッドコア 1.3Ghz |
クアッドコア 1.3Ghz |
1.8Ghz×2、1.4Ghz×2 クアッドコア |
クアッドコア 1.3Ghz、1.5GB RAM |
|
Alexa搭載 | あり | なし | あり | なし | |
ストレージ | 16GB / 32GB | 16GB / 32GB | 32GB / 64GB | 32GB | |
microSD容量 | 256GBまで | 400GBまで | 256GBまで | 400GBまで | |
カメラ | フロントカメラ&2メガピクセルリアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ&2メガピクセルリアカメラ | フロントカメラ&2メガピクセルリアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ&2メガピクセルHDリアカメラ | |
バッテリー | 8時間 | 10時間 | 10時間 | 10時間 | |
サイズ | 192×115×9.6mm | 214×128×9.7mm | 262×159×9.8mm | 244×155×26mm | |
重量 | 295g | 369g | 500g | 474g | |
コンテンツ | テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲーム、ネット | テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲーム、ネット | テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲーム、ネット | 絵本、学習まんが、児童書、子供向けアプリ、ゲーム、ビデオ知育コンテンツ、英語教材 |
「最上位モデル」は高性能の「Fire HD 10」になりますが、本体のサイズが大きく、重量も重いため、価格帯や外出時の持ち運びを考えると、1番バランスの取れている「Fire HD 8」が「最もコスパが良い機種」だと言えるでしょう。
安さを突き詰める人であれば「Fire HD 7」という選択肢になりますが、「同じ16GBモデル」で「3,000円」の違いしかないのであれば、個人的には「Fire HD 8」を購入した方が良いと思います。
「Fire HD 8 キッズモデル」に関しては、特殊で、「見守り設定」を行うことで「利用時間」や「利用コンテンツ」を制限することが出来ます。対象年齢は、3歳~12歳くらいの「子供」向けの端末です。
軽くて1番安いモデルでも良い人は「Fire HD 7」、コスパを重視したい人は「Fire HD 8」、性能を重視したい人は「Fire HD 10」、子供を静かにさせたい人や、子供の遊び&学習ツールが欲しい人は「Fire HD 8 キッズモデル」を購入するのが、1番良い選び方ではないでしょうか。
僕も実際に購入した「Fire HD 8」の「使い方」を、画像付きで解説している過去記事です。実際に使用した感じや、どのような機能が付いているかなど、ファイヤータブレットの、より詳細な説明を書いていますので、よければチェックしてみてください。
Fireタブレット使い方【Amazonファイヤータブレット取扱説明書・できること・設定・使い道】「Fireタブレット」と「Kindle」の違い
「Fireタブレット」は、読書専門の「Kindle」と比べて、様々な用途で使える「タブレット」です。
「Kindle」の液晶画面は「白黒」がベース、「Fireタブレット」の液晶画面は「カラー」がベースとなっており、「Kindle」と「Fireタブレット」には、はっきりと「白黒」⇔「カラー」の違いがあります。
また、「Kindle」は、読書専用に作られているのに対して、「Fireタブレット」は、読書は、もちろん、「インターネット」「ゲーム」「アプリ」「音楽」「動画」など、オールマイティに、何でもできます。使える機能も、「Fireタブレット」の方が断然多いです。
「Fireタブレット」と「Kindle」出来ること・出来ないこと
名前 | Fireタブレット | Kindle |
---|---|---|
商品カテゴリ | タブレット端末 | 電子書籍リーダー |
重量 | 重い | 軽い |
ディスプレイ | カラー | 白黒 |
書籍・マンガ | 読める | 読める |
映画・アニメ | 観られる | 観られない |
音楽 | 聴ける | 聴けない |
ゲーム | できる | できない |
アプリ | 使える | 使えない |
カタログ | 商品カタログ | 商品カタログ |
僕の場合は、「Fire HD 8」を購入してからというもの、「Kindle」「Kindle Paperwhite」を触る頻度が、極端に減ったので、「本を読むこと専門で使いたい」という人以外は、Fireタブレットの方が汎用性があって便利です。
ただし、「Fireタブレット」は、長時間、画面を見ていると目が疲れてくるので、長時間の読書の場合は、やはり「Kindle」端末を使って、僕は、本を読みたくなってしまいます。
「Fireタブレット」と同じく「Kindle端末」に関しても、過去記事で、その使い方を、詳しく説明しています。先ほどの記事と合わせて読んで頂くと、「Fireタブレット」との機能の違いが、よく理解できるかと思います。
Kindle使い方【キンドル操作方法・説明書・使用方法マニュアル】「Fireタブレット」と「他社タブレット」の比較
Amazon(アマゾン)の「Fireタブレット」と、他メーカーの「タブレット」を比較した時に、最も注目するべきは、「Fireタブレット」の「値段の安さ」だと思います。
「Fireタブレット」の売れ筋モデルである「Fire HD 8」と、同じ8インチ台の、他メーカーのタブレットを比較した際、「Fireタブレット」は、半額以下の値段で購入できてしまうのです。これは驚きですよね。Amazonのタブレットは、とにかく値段が安いのです。
各メーカー「8インチ」タブレットの「安さ」を比較してみた
メーカー名 | Amazon | Apple | |
商品名 | Fire HD 8 | iPad mini3 | Nexus 7 |
画面サイズ | 8インチ | 7.9インチ | 8インチ |
容量 | 16GB | 16GB | 16GB |
価格 | 8,980円 | 37,800円 | 22,000円 |
「Fireタブレット」はテレビに接続できるのか?
実は、「Fireタブレット」本体には「HDMI端子」が無いので、「ケーブル」を使ってテレビに接続することは出来ません。
もし「Fireタブレット」に「HDMI端子」さえあれば、「Fireタブレット」と「テレビ」を「HDMIケーブル」で繋いで、画面をテレビに映し出せるのですが、現在の「Fireタブレット」には「HDMI端子」がないため、物理的には不可能な状態です。
ただし、別の方法を活用すると「Fireタブレット」と「テレビ」を、無線で接続することが出来るようになりますので、そちらの方法を紹介しておきます。
最も簡単な方法では、お使いのテレビに「Fire TV Stick」を取り付けて、「Fire TV Stick」に「Amazonアプリストア」から、「AirReceiver」という有料アプリを購入してインストールすると、「Fireタブレット」の画面を、そのままテレビに映す「ミラーリング」機能や、YouTubeなどの動画や音楽だけを、テレビに映す「キャスト」機能が、使えるようになります。
「AirReceiver」というアプリは「有料」ですが、たった「数百円」で、「Fireタブレット」と「テレビ」を「無線接続することが出来ます」ので、どうしても、テレビ画面で「Fireタブレット」の画面を映したい人は、試してみてください。
「インターネット」にどうやって繋ぐの?
「Fireタブレット」の「インターネット」への接続方法は、「Wi-Fi(ワイファイ)接続のみ」しかありません。
例えば「Fireタブレット」を「インターネット」と繋ぐ場合は、家の「無線Wi-Fi ルーター」で繋ぐか、「スマホ」と「テザリング機能」で繋ぐか、別途、契約した「無線ポケットルーター」で繋ぐか、もしくは「無料のWi-Fiスポット」がある「お店」や「公共機関」に行って繋ぐ必要があります。
「Fireタブレット」のインターネット接続方法
- 自宅の「無線 Wi-Fi ルーター」で繋ぐ
- スマホの「テザリング機能」で繋ぐ
- 契約した「無線ポケットWi-Fiルーター」で繋ぐ
- 「お店」や「公共機関」の「無料 Wi-Fiスポット」で繋ぐ
「Fireタブレット」を外に持っていき、外出先で「動画」を観たり、「音楽」を聴きたい場合は、どうするのが、1番良いのでしょうか?
「スマホ」の「テザリング機能」では、「映画」などの動画を観るのには、少し「パワーが足りない」面がありますし、「無線ポケットWi-Fiルーター」を購入してしまうと、「2年更新」などで、決まった解約月でないと、解約金が発生してしまい、途中で解約したくても出来ない状態になってしまいます。
「Fireタブレット」を「インターネット」に繋ぐ場合は、上記のような「無線 Wi-Fi」での接続方法しかありませんので、「外出先」で「Fireタブレット」を使って「動画」や「音楽」を楽しみたい場合は、別売りの「microSDカード」を購入して、「動画ファイル」や「音声ファイル」を、「Fireタブレット」本体に、あらかじめダウンロードした上で、視聴するのが良い方法だと言えます。
「アプリ」の品揃えを改善するには
「Fireタブレット」に付いてくる、唯一の「アプリストア」である「Amazonアプリストア」を見てみると、ラインナップされている「アプリの数や質」が、かなり悪く、「あのアプリを入れたい」と思っていても、実際、欲しいアプリが「Amazonアプリストア」に、置いていないことが多々あります。
基本的には「Fireタブレット」は、「Amazon Prime(アマゾンプライム)」などの、アマゾン独自の「サブスクリプションサービス」を「楽しむための端末」だと、割り切って使用するのが「ベター」なのでしょうが、そのように、なかなか割り切れない人は、裏ワザとして「Google(グーグル)」の「アプリストア」である「Google Play」を「インストール」できる方法も、存在します。
「Google Play」を「Fireタブレット」に「インストール」して「Android化」することで、「Androidアプリ」が「Fireタブレット」でも使えるようになり、他のAndroidタブレットとも、遜色なく、「アプリ」を使用できるようになりますので、興味がある人は、1度、チェックしてみてください。
⇒Fireタブレットのアンドロイド化の不具合で、強制初期化したい人のリセット方法
FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法|Android化まとめ
今回は「Fireタブレット(ファイヤータブレット)」とは「どういう端末なのか?」を中心に、「Fireタブレットの性能」、「Fireタブレットのモデルの選び方」、「他のメーカーが発売しているタブレットとの違い」など、「Fireタブレット」についての、色々を紹介してきました。
僕自身も、「ファイヤータブレット(Fire HD 8)」を使って、「ネットで調べもの」をしたり、暇な時は「読書」をしたり「動画」を観たり、「書いたブログ記事の見た目をチェック」したりと、まさに「マルチな活用法」で、日々、「Fireタブレット」を、使わせてもらっています。
もし、皆さんも、「タブレット端末」に興味が湧いたなら、1度、気になる端末を、調べてみてくださいね。
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