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秘密鍵暗号方式(private key encryption system)
インターネットのように不特定多数の人が利用するネットワーク上で通信を行う場合、やり取りしているデータを傍受される恐れが常にある。
このとき、「盗聴を許さない」ではなく、「盗聴されてもデータの内容を把握できないようにする」という考え方のもと、「データの内容を第三者が理解できない形に変換する」ことを暗号化という。
暗号を理解するためには、「暗号アルゴリズム」という概念が必要である。
例えば、このときAさんがBさんに「あすは晴れ」というメッセージを送ったとします。このとき、AさんとBさんの間で、例えば「一字遅れ」で一つの決定がなされたとします。例えば、「1文字後ろにずらして文章を送る」ということを決めたとします。すると、送られる文は「伊勢路」となる。この文章を途中から見たとしても、「伊勢広」の意味はわからないだろう。しかし、ルールを知っているBさんはこの文章を受け取り、1文字ずつ後ろにずらして元の文章「あすははれ」を得る(このように元の形に戻すことを復号化といいます)。この判断が暗号化アルゴリズムである。暗号の世界では、これを「鍵」と呼ぶ。
秘密鍵暗号は、上記のように送信者(暗号者)と受信者(復号者)が同じ鍵を共有する暗号化方式である。共通鍵暗号方式とも呼ばれます。この方式では、鍵の内容を第三者に知られると暗号化の意味がなくなるため、鍵は秘密にする必要がある。秘密鍵という名称はここから来ている。
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